やっとこ‐さ
[感]力を入れるときのかけ声。やっとこせ。「—と、重い腰を上げる」 [副]やっとのことで。やっとこ。やっとこせ。「—進級した」
たどり‐つ・く【辿り着く】
[動カ五(四)]尋ね求めながら、やっと目的地に行き着く。また、苦労のすえに、やっと行き着く。「ようやく山頂に—・く」
やっとこ‐せ
[感]「やっとこさ」に同じ。「—と、持ち上げる」 [副]「やっとこさ」に同じ。「—頂上に着いた」
やっとこ
[副]かろうじて物事を達成するさま。やっとのことで。やっとこさ。「—逃げのびる」
ほう‐ほう【這ふ這ふ】
[副] 1 はうような格好で進むさま。やっとのことで歩くさま。「この女、—登りけり」〈宇治拾遺・二〉 2 やっとのことで。かろうじて。また、あわてて。「馬を捨てて、—逃ぐる者もあり」〈平家・八〉
よう‐やっと
[副]《「ようやく」と「やっと」との合成語》かろうじて。やっとのことで。「—読み終えた」
あぶなく【危なく】
[副] 1 やっとのことで。かろうじて。「—落第を免れた」 2 まかりまちがえば。もう少しのところで。「—正面衝突するところだった」 [補説]「あやうく」よりも口頭語的。
ワット‐プノン【Wat Phnom】
カンボジアの首都プノンペンにある仏教寺院。14世紀後半に建立。名称は「丘の上」を意味し、プノンペンで最も高い丘の上に位置する。タイ軍の侵略を受けてアンコールを放棄し、この地に遷都したポニャー=ヤ...
口(くち)を糊(のり)・する
やっと暮らしをたてる。「内職をして—・する」→糊口(ここう)
くち‐の‐よ【口の世】
食っていくのがやっとの状態。また、その程度のわずかな手当。「やうやう—で抱へられ」〈浮・永代蔵・五〉