ふり‐は・う【振り延ふ】
[動ハ下二] 1 ことさらに物事をする。わざわざする。「かやうに—・へ給へるこそ、たけき心地すれ」〈源・薄雲〉 2 (「ふりはえて」の形で副詞的に用いる)わざわざ。ことさらに。「遠くおはしましに...
足(あし)を運(はこ)・ぶ
あることのために、わざわざ出向く。「何度も—・んでいただき、申し訳ありません」
わざ‐と【態と】
[副]《名詞「わざ(業)」+格助詞「と」から》 1 意識して、また、意図的に何かをするさま。ことさら。故意に。わざわざ。「—負ける」 2 とりわけ目立つさま。格別に。「—深き御敵と聞こゆるもなし...
さし‐は・う【指し延ふ/差し延ふ】
[動ハ下二]特にそれと目指して行う。わざわざする。「—・へたる御文(ふみ)にはあらで」〈源・空蝉〉
しに‐いそ・ぐ【死に急ぐ】
[動ガ五(四)]死ななくともよいのにわざわざ死のうとする。「こんな軽装で冬山に登るのは—・ぐようなものだ」
さし‐はえ【指し延へ/差し延へ】
[副]《動詞「さしはう」の連用形から》わざわざ。ことさら。「—いづこともなくて来たれば」〈大和・一四八〉
しゅつ‐いん【出院】
[名](スル) 1 「登院」に同じ。「—すれども議論決す可きの機なければ」〈織田訳・花柳春話〉 2 「退院1」に同じ。「—のとき袴羽織でわざわざ見舞に来た話をして」〈漱石・行人〉 3 少年院に収...
こと‐さら【殊更】
[名・形動] 1 考えがあってわざとすること。また、そのさま。故意。「—な仕打ち」「—につらく当たる」 2 格別なさま。「衆議判の時、よろしき由沙汰ありて、後にも—に感じ仰せ下されける由」〈徒...
しょう‐たい【招待/請待】
[名](スル)《古くは「しょうだい」》客を招いてもてなすこと。催しなどに客として招くこと。また、人にわざわざ来てもらうこと。「祝賀会に—される」「—券」
さか‐なで【逆撫で】
[名](スル) 1 毛などを、生えている方向と逆の方向になでること。 2 わざわざ人の気分を害するような言動をとること。「国民の感情を—するような大臣の発言」