出典:gooニュース
【12月 アクティビストサマリー】香港オアシスが「花王」5%超保有、TOB中のマクロミル株も取得
◎12月:アクティビストによる主な保有状況(直近に提出の大量保有報告書に基づく。赤字は新規保有。
アクティビスト銘柄で顕在化する「後始末リスク」 手元資金が急減し、巨額還元の撤回も困難に
大規模な株主還元でアクティビストを退出させた後も、その「後始末」に悩む姿がにじむ。 東洋証券においても、たとえアクティビストらが保有株をすべて売却したからといって、大規模な株主還元の撤回は難しいのが現実だ。 「アクティビストに出ていってもらうため」の還元だとは説明しておらず、あくまで適正な資本コストと株価を意識した経営を検討した結果だとしているからだ。
――話題の“アクティビスト”とは違う幸福な“再生”とは
ちなみに、近年注目を集める「アクティビスト」と異なる点は、PEファンドが支配的な株式比率を取得し、企業内部に入り込んで直接的な改革を行う点だ。アクティビストは上場企業株式の一部を保有し、外部から提案や圧力をかけることが多いが、PEファンドは「中」で改革を主導する。そのため、より大胆な変革が可能となり、企業価値を根本から引き上げることができるのである。
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