シリア【Syria】
西アジア、地中海東岸の、現在のシリア・レバノン・イスラエル・ヨルダンなどにまたがる地域名。前312年シリア王国が成立、ローマの統治を経て、7世紀にはウマイヤ朝の中心地となる。16世紀から第一次...
しんでん‐の‐おか【神殿の丘】
《Temple Mount》パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街にあるユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地。ヘブライ語名ハルハバイト。アラビア語名ハラムシャリーフ(アルハラムアルシャリーフ)...
ダフラ‐オアシス【Dakhula Oasis】
エジプト南部、リビア砂漠にあるオアシス。主な町はムート、カスル。黄土色の顔料オークル(黄土)を産する。古代エジプト古王国時代から古代ローマ時代にかけての神殿、岩窟墳墓、ウマイヤ朝時代のイスラム神...
ダマスカス【Damascus】
シリア‐アラブ共和国の首都。シリア砂漠西端のオアシス都市で、古代から東西交通の要地。絹織物・金銀細工など伝統的な手工業が営まれる。現存する世界最古の都市の一つで、661年から750年にかけてイス...
トルトサ【Tortosa】
スペイン東部、カタルーニャ州の都市。エブロ川下流部に位置する。デルタ(三角州)では稲作が行われ、周辺ではオリーブの栽培が盛ん。オリーブ油精製をはじめ、食品工業が立地。9世紀初頭、フランク王ルイ1...
ハラナ‐じょう【ハラナ城】
《Qasr Kharanah》ヨルダン中部にある城館跡。首都アンマンの東約60キロメートルに位置する。8世紀初め、ウマイヤ朝のカリフ、ワリード1世の時代に建造。中庭がある四角形の石造建築で、ビザ...
ハラバート‐じょう【ハラバート城】
《Qasr al Hallabat》ヨルダン北部にある城塞跡。首都アンマンの北東約40キロメートルに位置する。古代ローマ時代に要塞として建造、東ローマ帝国時代には修道院になった。ウマイヤ朝時代に...
ハワーリジュ‐は【ハワーリジュ派】
《(アラビア)Khawārij は離脱者たちの意。単数形でハーリジー(Khārijī)派とも》イスラム教成立初期に存在した政治・宗教的党派。第4代正統カリフのアリーとムアーウィヤが争った際に、調...
ヒシャーム‐きゅうでん【ヒシャーム宮殿】
《Hisham's Palace》パレスチナ地方の都市エリコの北部にある宮殿跡。ウマイヤ朝のカリフ、アブドゥル=マリクの冬の離宮として建造されたが、間もなく地震で倒壊。「生命の木」をはじめとする...
ベイト‐ラス【Beit Ras】
ヨルダン北西部の町。イルビドの北郊に位置する。新約聖書に登場するデカポリス(十都市連盟)の一つ、カピトリアスがあった場所とされ、1世紀頃からウマイヤ朝時代にかけて栄えた。現在も古代ローマ時代の劇...