出典:gooニュース
[深層NEWS]平和サミット評価「第一歩としては一定の成果」…ロシア招待は「難しかっただろう」
筑波大の東野篤子教授と防衛省防衛研究所の長谷川雄之研究員が17日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、スイスで15~16日に初めて開かれた国際会議「平和サミット」について議論した。 平和サミットでは、ロシアの侵略を受けるウクライナが提唱する和平案について協議した。長谷川氏は「始まったこと自体に意義があり、第一歩としては一定の成果があった」と評価した。
平和サミット共同声明、全会一致ならず ゼレンスキー氏は「理解」
ただ、ゼレンスキー氏は、サミットでの議論をもとに策定する「行動計画」をロシア側に伝え、2回目のサミットへのロシアの参加を模索するとしている。 ロシアへの影響力を期待してウクライナが参加を求めながらも不参加となった中国については、「中国は私たちを助けることができると信じている。中国にはウクライナの友人であってほしい」と、今後の関与に期待を示した。
ウクライナ「平和サミット」 80カ国支持
ウクライナの和平案を協議する世界平和サミットは、「原発の安全確保と核兵器使用の威嚇禁止」などを盛り込んだ共同声明を採択して閉幕しました。ゼレンスキー大統領「公正で永続的な平和の実現に向けて、力強い一歩となった」 共同声明は80カ国が支持しましたが、ロシアに近いインドや南アフリカなどおよそ10カ国は加わりませんでした。
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