いたみ‐ざけ【伊丹酒】
伊丹地方で産する酒。江戸時代から最上酒とされた。伊丹諸白(いたみもろはく)。
いっそ
[副]《「いっそう(一層)」の音変化という》 1 中途半端な状態を排して思いきったことを選ぶときに用いる。とやかく言わないで。むしろ。いっそのこと。「そんな絵なら—掛けないほうがましだ」 2 予...
いとし‐らし・い【愛しらしい】
[形][文]いとしら・し[シク]かわいらしい。「何から何まで—・いと思わぬところは御座りませぬ」〈露伴・プラクリチ〉
いぬぼう‐カルタ【犬棒カルタ】
いろはガルタの一。最初の札が、「犬も歩けば棒に当たる」であるところからいう。近世末期以来、最も一般的なカルタ。
い‐の‐いちばん【いの一番】
《「いろは」の一番目の意から》真っ先。一番目。「—に会場に入る」
いぶかし・い【訝しい】
[形][文]いぶか・し[シク]《上代は「いふかし」》 1 物事が不明であることを怪しく思うさま。疑わしい。「その説には—・い点がある」「—・そうな目つき」 2 知りたく思われて心が引かれるさま。...
イベロ‐アメリカ【Ibero-America】
《イベロは、スペイン語でイベリアの、の意》イベリア半島のスペイン・ポルトガルを旧宗主国とする中南米諸国地域。
いや‐な・し【礼無し】
[形ク]礼儀を欠いている。無礼である。「まつろはず—・き人等(ひとども)なり」〈記・中〉
い‐ろ‐は【伊呂波/以呂波】
《いろは歌の最初の3字をとった語》 1 仮名文字のこと。 2 《1は手習いの最初に習うものであるところから》物事、特にけいこ事の初歩。入門。「生け花の—」 [補説]狂言の曲名別項。→伊呂波
いろは【伊呂波/以呂波】
狂言。父が息子にいろはを教えようとするが、ふざけて何でもまねるので怒ると、これをもまねて父を打ち倒してしまう。