出典:gooニュース
「パンク寸前」一時保護所の過酷な実態も
2019年に千葉県野田市で起きた虐待事件では、一時保護の解除が問題視された。女の子が児童相談所に一時保護されるも解除され、自宅で父親から虐待を受け死亡。千葉県の検証報告書では「本人が嫌がっているのに父と面会」「性的な虐待の事実を把握していたが保護を解除」として、判断は不適切だったと厳しく批判した。
子ども虐待疑い、親の面会制限へ 一時保護、法改正案を決定
こども家庭庁によると、児相は一時保護で、虐待した保護者の面会などを制限できるが、虐待と認定される前の疑い段階では現状、面会制限は強制力のない「行政指導」として行われ、保護者とトラブルになることも多い。このため、法改正で法的根拠を明確にする。 面会制限のほか、一時保護に著しい支障があると認められれば、児童のいる場所を明かさないことも可能にする。
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