いっ‐ぽん【一本】
1 細長い物一つ。また、電話・手紙などについてもいう。「—の便りもない」→本(ほん) 2 ㋐一冊または一部の書物。 ㋑ある書物。異本。別の本。「—に曰(いわ)く」 3 柔道・剣道などで、完全に技...
いっぽん‐あし【一本足】
1 片足。1本の足。「—で支える」 2 足が1本しかないこと。また、そういうもの。「—のかかし」 3 ただ一つの事業で企業全体を支えていること。また、そのような経営方法。一本足打法。「—経営」
いっぽんあし‐だほう【一本足打法】
1 野球の、打撃フォームの一。投手の動きに合わせ、打者が投手側の足を高く上げてタイミングを取るもの。日本プロ野球では、巨人で活躍した王貞治の打撃フォームとして知られる。 2 ただ一つの事業で企業...
いっぽん‐か【一本化】
[名](スル)ばらばらになっているものを一つにまとめること。「事務処理を—する」
いっぽん‐がたな【一本刀】
《武士が大刀・小刀の2本を腰に差したのに対して、侠客(きょうかく)は長脇差1本であるところから》侠客。一本差し。
いっぽんがたなどひょういり【一本刀土俵入】
長谷川伸の戯曲。2幕。昭和6年(1931)、雑誌「中央公論」6月号に発表。同年7月、東京劇場にて6世尾上菊五郎、5世中村福助らの出演により初演。歌舞伎のほか、映画化、テレビドラマ化作品もある。
いっぽん‐がち【一本勝ち】
柔道・剣道の試合で、試合時間内に一本を取って勝つこと。「—をおさめる」
いっぽん‐ぎ【一本気】
[名・形動]物事をいちずに思いこむ性質であること。また、そのさま。「—な若者」
いっぽん‐ぐま【一本隈】
歌舞伎の隈取りの一。鼻の脇から目の下を通り、こめかみにかけて紅で描いた隈。2世市川団十郎が工夫したもので、「国性爺合戦」の和藤内など荒事の立役に用いる。
いっぽん‐さ【一本鎖】
ポリヌクレオチドやポリペプチドが直線状に連結したもの。また、その状態。「—DNA」