うえ‐した【上下】
1 位置・場所などの上と下。じょうげ。「書棚の—を入れ替える」 2 (「うえしたになる」の形で)上と下が逆になる状態。さかさま。「揺れて積み荷が—になる」 3 身分の上下。また、身分の上の者と下...
上下(うえした)にな・る
⇒上下(うえした)2
かみ‐しも【上下】
1 かみと、しも。うえの部分と、したの部分。身分の上位と下位、川上と川下、上半身と下半身、舞台の上手と下手、上の句と下の句など。「大井川かはのしがらみ—に千鳥しば鳴く夜ぞふけにける」〈夫木・一七...
かる‐める【上下/甲乙】
邦楽で、高い調子の「かる」と低い調子の「める」。かりめり。めりかり。
しょう‐か【上下】
[名](スル) 1 うえとした。じょうげ。 2 身分の高い人と低い人。統治者と人民。「尚—長少の義理人情を重んじ」〈福沢・福翁百話〉 3 あがることとさがること。あがりさがり。あげさげ。「結論の...
じょう‐か【上下】
1 上と下。また、上級と下級。じょうげ。 2 二院制議会で、上院と下院。「—両院」
じょう‐げ【上下】
[名](スル) 1 ㋐高い所と低い所。高い方と低い方。「乱気流で機体が—に揺れる」「棚を—に仕切る」 ㋑あげたりさげたりすること。あがったりさがったりすること。「手旗を—する」「—するエレベータ...
じょうげ‐かんけい【上下関係】
地位・身分・年齢などの、上位の者と下位の者との関係。「身分的—」「—のはっきりした集団」
じょうげ‐こう【上下向】
都へのぼることと都からくだること。上洛と下向。「今度の道中—の間笛を吹かじ」〈義経記・七〉
じょうげ‐づけ【上下付け】
雑俳の一。題の2字の仮名を句の初めと終わりに付けて句を作るもの。「つる。つき影ぞまた一段と見事なりける」の類。