出典:gooニュース
中国人民銀行 短期金利1.4%に引き下げ 米中関税摩擦激化の中、金融緩和で景気回復促す
中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は7日、金融機関に資金を提供する際の短期金利を現在の1.5%から1.4%に引き下げると発表しました。米中の貿易摩擦が激化する中、金融緩和を進めることで景気を下支えする狙いがあります。中国人民銀行の潘功勝総裁は7日の記者会見で、金融機関に資金提供する際の7日物の短期金利を現在の1.5%から1.4%に引き下げると発表しました。
中国人民銀行が政策金利の引き下げなど大規模な金融緩和策発表「1兆元の資金が市場に供給される効果」国内の景気下支えする狙いか
米中の貿易摩擦が激しさを増す中、中国人民銀行のトップは、政策金利の引き下げなど大規模な金融緩和策を発表しました。
中国人民銀行は状況次第で預金準備率と政策金利を引き下げへ
報道によると、中国人民銀行(中央銀行)の潘総裁は4月25日に声明を発表し、「米国による最近の関税の乱用は世界経済秩序に大きな打撃を与え、世界経済の長期的な安定と成長を損なった」と指摘した。同総裁は「各国が政策協調を強化し、貿易の自由化を促進することが急務」との見方を伝えている。
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