あ‐しょうさん【亜硝酸】
水溶液としてだけ存在する弱酸。分解しやすく、加熱すると一酸化窒素を発生して硝酸になる。化学式HNO2
あしょうさん‐アンモニウム【亜硝酸アンモニウム】
亜硝酸鉛に硫酸アンモニウムを反応させるなどして得られる、無色で潮解性の結晶。加熱すると窒素と水に分解する。化学式NH4NO2
アジか‐ナトリウム【アジ化ナトリウム】
ナトリウムのアジ化物。無色の結晶。六方晶系。加熱するとセ氏300度で窒素とナトリウムに分解する。爆発性および毒性をもつ。ナトリウムアジド。化学式NaN3
イメージ‐ろ【イメージ炉】
凹面鏡で熱源のエネルギーを集光して放射加熱する炉の総称。
エネルギー‐ぞうばいりつ【エネルギー増倍率】
核融合炉で、プラズマを閉じ込めて加熱するために外部から投入するエネルギーに対する、核融合で発生するエネルギーの比。この値をQと表し、Q値が1のときを臨界プラズマ条件、無限大となるときを自己点火条...
えんよく‐ろ【塩浴炉】
鋼鉄の脱炭素と酸化を防ぎながら焼き入れなどの熱処理をする炉。ナトリウム塩類を溶解して、その中へ材料を浸して加熱する。
おん‐きゅう【温灸】
灸の跡がつかないように、皮膚の上に味噌・塩・ニンニクやビワの葉などを置くか、温灸器にもぐさを入れて間接的に加熱する方法。
オー‐いちごなな【O157】
病原性大腸菌(腸管出血性大腸菌)の一種。強い毒性をもつ。加熱が不十分な食べ物から感染、はげしい腹痛、下痢、血便がみられ、抵抗力が弱いと死亡することもある。感染者の便から二次感染が起こる。手洗いの...
オー‐こうげん【O抗原】
《O antigen》大腸菌などグラム陰性菌の細胞がもつ抗原の一つ。菌の細胞壁にあり、熱に強い。大腸菌のO抗原は約180種に分類される。O157は157番目に発見されたO抗原をもつ大腸菌で、特に...
かねつ‐ろ【加熱炉】
金属などを適当な温度に加熱するのに使う炉。圧延・鍛錬などの加工に使用。