ね‐の‐ほし【子の星】
北極星の異称。
ひとつ‐ぼし【一つ星】
1 明け方または夕方にただ一つ出ている星。明けの明星。また、宵の明星。金星。 2 航海の方位の基準とする星。北極星。
ほく‐しん【北辰】
1 《北天の星の意》北極星の異称。 2 《北極星が多くの星の中心であるところから》皇居。また、天子。「—位高くして百官星のごとくに連なるといへども」〈太平記・二一〉
ほくしん‐ごんげん【北辰権現】
北極星を神格化した称号。神仏習合の流れで、造化の三神と習合した。北辰明神。北辰尊。
ほくしん‐さい【北辰祭】
北極星をまつる祭り。古く、宮中などで盛んに行われた。
ほくと‐しちせい【北斗七星】
北天にある大熊座の七つの星。ひしゃく(斗)の形に並ぶ。北半球の中緯度以北の地ではほとんど一年中見ることができ、北極星を探す指極星として、また一昼夜に一二方を指すところから時刻を計る星として古来親...
ほっ‐きょく【北極】
1 地軸が北半球で地表と交わる点。北緯90度の地点。北極点。 2 地軸の延長線が北側で天球と交わる点。天の北極。 3 地磁気の北の極。磁北極。北磁極。 4 北極星。また、北天の高所にあって動...
ポラリス【Polaris】
1 北極星のこと。 2 米国が世界で初めて開発した潜水艦発射用の中距離弾道弾。
ポーラー‐スター【polar star】
北極星のこと。ポールスター。ポラリス。
みょうけん‐ぼさつ【妙見菩薩】
北極星を神格化した菩薩。国土を守り、災難を除き、長寿をもたらすとされる。日本では、眼病平癒・安産・良縁のためにこの菩薩を本尊として行う修法があり、密教ならびに日蓮宗で祭祀。北辰(ほくしん)菩薩。