かた‐ぬき【肩抜き】
上代の占い法の一。鹿の肩の骨を抜き取り、波波迦(ははか)の木で焼き、表面にできた裂け目によって吉凶を占った。肩抜きの占(うら)。
ガジェット【gadget】
《「ギャジット」「ガゼット」とも》 1 ちょっとした小物。気のきいた小道具。 2 アプリケーションソフトやデスクトップ上で動作する小規模なソフトウエア。デスクトップ上に表示できる時計やカレンダー...
き【亀〔龜〕】
[常用漢字] [音]キ(呉)(漢) [訓]かめ 〈キ〉 1 爬虫(はちゅう)類の名。カメ。「亀甲(きこう・きっこう)/神亀」 2 占いに用いるカメの甲。「亀鑑・亀卜(きぼく)・亀裂」 〈かめ...
きょう‐そう【凶相/兇相】
1 占いで、凶を示す相。不運の相。 2 凶悪な人相。人柄の悪そうな顔つき。
くさ‐うら【草占】
昔の占いの一。草の葉を結び合わせて、その解け方で吉凶を判断したもの。風になびくありさまで占う方法もあったという。
くし‐うら【櫛占】
昔、婦人や子供が行った占いの一。黄楊(つげ)の櫛を持って辻に立ち、「あふことを問ふや夕げのうらまさにつげの小櫛もしるし見せなむ」という古歌を三度唱え、境をくぎって米をまき、櫛の歯を三度鳴らしたの...
け‐たい【卦体】
[名]易の算木(さんぎ)に現れた卦の形。占いの結果。転じて、縁起。 [形動][文][ナリ] 1 《「きたい(希代)」の音変化とも》奇妙なさま。不思議であるさま。けったい。「—なことの続くのは...
こうこつ‐ぶん【甲骨文】
《「文」は文字の意》占いの記録のためにカメの甲や獣類の骨に刻まれた中国最古の文字。多く殷墟(いんきょ)から出土。図像的要素の強い原始文字で、漢字の原形となる。甲骨文字。殷墟文字。
こっくり
民間で行われる占いの一。3本の竹を三つまたに組んだ上に盆をのせ、三人が各自の右手の指で盆を押さえ、その一人が祈りごとをすると、自然に盆が動きだし、その動き方で吉凶を占う。こくり。こっくりさん。 ...
こと‐うら【琴占】
古代の占いの一。琴を弾いて神霊を迎え、神がかりした人の口から出る託宣によって吉凶を占った。後世は、琴の代わりに琴板(こといた)を笏(しゃく)でたたいて占った。→琴板