ここんていしんしょう【古今亭志ん生】
[1890〜1973]落語家。5世。東京の生まれ。本名、美濃部孝蔵。天衣無縫・八方破れといわれる芸風と生活で、昭和の落語を代表する存在になった。得意の演目は「火焔 (かえん) 太鼓」「文七元結 (ぶんしちもっとい) 」など。
ここんていしんちょう【古今亭志ん朝】
[1938〜2001]落語家。3世。東京の生まれ。本名、美濃部強次 (きょうじ) 。5世志ん生の次男。10世金原亭馬生の弟。入門から5年という異例のスピードで真打に昇進。明快、軽妙な語り口で人気を博した。得意の演目は「居残り佐平次」「愛宕山」「文七元結 (ぶんしちもっとい) 」「明烏 (あけがらす) 」など。