ひと‐あじ【一味】
ちょっとした味の加減。比喩的にも用いる。「—足りない汁物」「—違うドラマ」
ひゃく‐み【百味】
数々の珍味・美味。
び‐み【美味】
[名・形動]うまい味。うまい飲食物。また、味のよいさま。「秋の—を並べる」「—な料理」
ふう‐み【風味】
1 飲食物の香りや味わい。「—のよい紅茶」 2 そのものやその人などから受ける好ましい感じ。風情。「山居の—を詠じて」〈太平記・一二〉 3 味見をすること。「料理人お—をするとて」〈咄・鹿の子餅〉
ふ‐ぎんみ【不吟味】
よく吟味しないこと。取り調べを十分にしないこと。「富樫が関所の—は天が下に隠れなし」〈浄・島原蛙合戦〉
ふくだみ【福多味】
トコブシの腸(わた)・肉やスルメを刻み込んで塩の薄味で仕上げた食品。ふくだめ。
ふ‐み【不味】
味のよくないこと。まずいこと。
ぶ‐きみ【不気味/無気味】
[名・形動]気味が悪いこと。また、そのさま。「—な笑い声」 [派生]ぶきみがる[動ラ五]ぶきみさ[名]
へん‐み【変味】
[名](スル)味が変わること。また、変わった味。
ほう‐み【法味】
1 仏法の深い味わいを、食物の美味にたとえていう語。 2 読経などの儀式・法要。