ぜん‐じゃく【染着】
[名](スル)《「せんじゃく」とも》仏語。心が物事に執着して離れないこと。
そうしょく‐だんし【草食男子】
恋愛や異性関係に対して執着の薄い男性。肉(肉欲)を求めないところから、草食動物になぞらえたもの。草食系男子。 [補説]平成20年(2008)ごろからの流行語。コラムニスト深沢真紀の命名とされる。
ぞく‐しゅう【俗臭】
金や名誉などに執着する世俗的な雰囲気。俗っ気。「—芬々(ふんぷん)」
ぞく‐そう【俗僧】
名誉や利益に執着する僧。
たじょう‐いっぺん【打成一片】
1 禅宗で、一切の執着を捨てて座禅に専念し、対象と心とが平等一体になること。 2 他を顧みず、一つのことをつきつめていくこと。一心不乱。「儕(おのれ)が—にて主君の謀叛を止めたらば」〈浄・河内国姥火〉
だい‐が【大我】
《「たいが」とも》 1 仏語。真如の永遠なる自在の働き。狭い見解や執着から離れた自由自在の悟りの境地。⇔小我。 2 インド哲学で、宇宙の本体としての唯一絶対の精神。⇔小我。
だっ‐し【脱屣】
1 履物をぬぎ捨てること。転じて、未練なく物を捨て去ること。 2 《「孟子」尽心上から》帝王が執着なく位を去ること。
だつ‐ぞく【脱俗】
[名](スル)世間から離れて、俗事にわずらわされないこと。俗事に執着しないで、あっさりしていること。超俗。「—の境」
だん‐ぜつ【断絶】
[名](スル) 1 続いてきたもの、受け継がれてきたものが、絶えること。廃絶すること。「家が—する」 2 結びつきや関係が、切れること。また、関係などをたちきること。「世代の—」「国交を—する」...
ちゃく‐しん【着心】
《「ぢゃくしん」とも》執着する心。物事にとらわれてこだわる心。執心。「人間に—の深かりし咎(とが)」〈太平記・三五〉