出典:gooニュース
自民、基礎年金底上げの議論継続 厚生年金活用に反対意見収まらず
全ての国民が受け取る基礎年金(国民年金)を、厚生年金の積立金を使って底上げする案への反対が収まらなかった。議論の舞台は、改革関連法案を審査する党厚生労働部会に移るが、意見集約は難航しそうだ。政府は3月中旬までの法案の閣議決定を目指している。 底上げは改革の柱の一つで、財政が堅調な厚生年金の積立金を活用。兆円単位の国庫(税)を追加で投入する。
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そこで厚生年金の積立金を基礎年金に回すことで、基礎年金の減額期間を縮めて、給付水準を底上げするという案が浮上しました。こういった制度の改革により将来受け取る基礎年金額が増えるということに、街の人は…。50代:(将来)自分の健康がどうなのかと生活の部分もある。
基礎年金の給付水準底上げ案 厚労省「厚生年金の流用ではない」
公的年金制度は、全国民が加入する基礎年金と、会社員らが加入し、労使で保険料を折半する厚生年金の2階建て。改革案では、厚生年金の積立金は比較的財政が安定していることから、一部を基礎年金の給付に振り分け、給付水準を3割底上げするのが狙いだ。ただ、厚生年金の積立金を振り分けるので、「流用」されたように映る。
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