ふさぎ‐こ・む【塞ぎ込む/鬱ぎ込む】
[動マ五(四)]元気を失ってうっとうしい気分になる。ひどく憂鬱(ゆううつ)になる。「ホームシックで—・む」「両親を亡くしすっかり—・む」
ふさぎ‐の‐むし【塞ぎの虫】
気分が晴れないのを体内にいる虫のせいにしていう語。「—にとりつかれる」
ふさ・ぐ【塞ぐ】
[動ガ五(四)] 1 あいている箇所に物を詰めたり、覆ったりする。すき間や穴をなくする。「ふすまの破れ目を—・ぐ」「決壊部分を—・ぐ」 2 耳・目・口などを手で押さえて覆う。また、目・口を閉じ...
ふさ・げる【塞げる】
[動ガ下一][文]ふさ・ぐ[ガ下二]ふさぐようにする。「穴を—・げる」「通りを—・げる」
ふたがり【塞がり】
⇒ふさがり(塞がり)2
ふたが・る【塞がる】
[動ラ四] 1 いっぱいになる。ふさがる。「胸—・りて嘆く」〈かげろふ・中〉 2 方塞(かたふた)がりになる。「今宵、中神、内裏(うち)よりは—・りて侍りけり」〈源・帚木〉
ふた・ぐ【塞ぐ】
[動ガ四] 1 「ふさぐ」に同じ。「耳を—・ぎてぞありつる」〈枕・八七〉 2 韻塞(いんふた)ぎをする。「—・ぎもて行くままに、難き韻の文字どもいと多くて」〈源・賢木〉 [動ガ下二] 1 ...