きよもと‐ぶし【清元節】
江戸浄瑠璃の一派。文化11年(1814)清元延寿太夫が富本節から独立して創始。大正11年(1922)3世梅吉が分かれ、延寿・梅吉の二派になったが、後に合同した。軽妙洒脱で粋な曲調を特色とし、歌舞...
きら【吉良】
姓氏の一。 [補説]「吉良」姓の人物吉良上野介(きらこうずけのすけ)吉良竜夫(きらたつお)吉良義央(きらよしなか)
きらきらひかる
江国香織の長編小説。平成3年(1991)刊。平成4年(1992)年、第2回紫式部文学賞受賞。アルコール依存症の妻、同性愛者の夫とその恋人の3人がおりなす関係を淡々と描く。平成4年(1992)年、...
きら‐つ・く
[動カ五(四)]きらきら光る。きらきらする。「—・く天気に映って俄かにそこら明るくなった」〈左千夫・春の潮〉
きり‐がたり【切(り)語り】
義太夫節一段のうち、最も重要な切りの部分を語る太夫。切り場語り。→口語り
きり‐だ・す【切(り)出す】
[動サ五(四)] 1 切り始める。「のこぎりで—・す」 2 木材や石などを切って運び出す。「石を—・す」 3 話や相談ごとを言い出す。思い切って話し始める。「別れ話を—・す」 4 小切手や手形な...
きり‐ば【切(り)場】
1 「切り羽」に同じ。 2 義太夫節の一段を口(くち)・中(なか)・切(き)りに分けたときの切りの部分。→端場(はば)
きり‐まえ【切(り)前】
1 義太夫節で、切(き)りの前の部分。また、それを語る太夫。 2 寄席で、最後から一つ前の演目。また、とりのすぐ前に出る芸人。
きん‐いん【金印】
1 黄金で作った印。古代中国では諸王・諸侯・御史大夫などが持っていた。 2 漢倭奴国王印(かんのわのなのこくおうのいん)のこと。
きんかく‐じ【金閣寺】
京都市北区にある鹿苑寺の通称。足利義満の別荘北山殿(きたやまどの)を、義満の死後、遺言により禅寺としたもの。応永4年(1397)3層の舎利殿を建立し、内外に金箔を押したところから、金閣とよばれ...