いたり【至り】
1 ある物事が最高の状態に達していること。極み。「感激の—」「光栄の—」 2 ある物事の成り行きや結果。「若気の—」 3 心づかいやはからいが物事に及んでいる度合い。学問・思慮などの深さ。「いみ...
いち‐ず【一途】
[名・形動] 1 他を考えないで、一つのことに打ち込むこと。また、そのさま。ひたすら。ひたむき。「—に思いつめる」「学問—の人」 2 一つの方法。「偽って申す条…謀(はかりごと)の—たれば」〈太...
いちにん‐まえ【一人前】
1 一人に割り当てる量。ひとりぶん。ひとりまえ。「—の料理」 2 成人であること。また、成人の資格・能力があること。ひとりまえ。「—のことを言う」「—に扱う」 3 技芸・学問などが一応の水準に達...
いちぶ‐しじゅう【一部始終】
1 《2が原義》成り行きの初めから終わりまで。顛末(てんまつ)。一伍一什(いちごいちじゅう)。「—を詳しく話す」 2 書物の初めから終わりまで全部。「学問すべしと言へばとて—を心得渡し」〈一言芳談〉
いち‐もん【一門】
1 同じ家系、または、同じ家族の人々。一族。一家。「藤原—」 2 仏教などで同じ宗派の人々。「天台—」 3 学問・武道・芸能などで、同じ師匠や指導者をいただく人々。「芭蕉—」 4 特に大相撲の世...
一家(いっか)を成(な)・す
1 家庭をもつ。 2 学問・芸術などで権威となる。「日本画で—・した人物」
いっし‐そうでん【一子相伝】
学問・技芸などの奥義・秘法を自分の子の中の一人だけに伝えること。
いっぱん‐げんごがく【一般言語学】
言語一般を対象とし、そこに共通してみられる普遍的な事象を扱う学問。理論言語学。
い‐はつ【衣鉢】
1 僧侶が身にまとう三衣(さんえ)(3種の袈裟(けさ))と一つの鉢。えはつ。えはち。 2 禅宗で、法を伝える証拠として授ける袈裟と鉢。また、禅僧が師と仰ぐ僧から伝えられる奥義。えはつ。えはち。 ...
衣鉢(いはつ)を継(つ)・ぐ
宗教・学問・芸術などの各流派で、弟子が師から奥義を授けられる。また、先人の業績を受け継ぐ。→衣鉢3