かがく‐てき【科学的】
[形動] 1 考え方や行動のしかたが、論理的、実証的で、系統立っているさま。「—な説明」 2 特に自然科学の方法に合っているさま。「—な知識に乏しい」
きょういく‐かがく【教育科学】
教育を実証的、客観的に研究する学問的立場。一般に教育研究の科学的側面を強調する教育学。
きょういく‐しゃかいがく【教育社会学】
教育と社会との相互関係を実証的に研究する学問。
けいけん‐かがく【経験科学】
経験的事実・現象を対象とし実証的な方法で研究する学問。自然科学や社会科学など。数学・形式論理学、また規範学のような学問に対する語。
げいじゅつ‐がく【芸術学】
芸術一般に関し、理論的考察を行う学問。特に、芸術活動を実証的、科学的に研究する学問。19世紀後半から20世紀初頭にかけ確立、発展した。
こうがんしょう【厚顔抄】
江戸前期の記紀歌謡の注釈書。3巻。契沖著。徳川光圀(みつくに)の命により、元禄4年(1691)成立。旧説を批判して実証的な態度で自説を述べている。
こうしょう‐がく【考証学】
中国の明末におこり清代に盛行した学問。四書・五経などの古典の解釈を、古書・古文書などから証拠を引き、実証的に行うもの。顧炎武(こえんぶ)・黄宗羲(こうそうぎ)らに始まり、日本では、江戸時代の狩谷...
こうどう‐かがく【行動科学】
人間の行動を実証的に研究し、その法則性を明らかにしようとする科学の領域。心理学・社会学・人類学・精神医学などが含まれ、総合化・学際化などを特徴とする。
ごいこう【語意考】
江戸中期の語学書。1巻。賀茂真淵(かものまぶち)著。寛政元年(1789)刊。真淵の古語に関する考え方を述べたもの。五十音図に基づいて動詞の活用を説き、語義については実証的に説明した。
さんぎょう‐こうこがく【産業考古学】
産業史の遺跡・遺物を考古学の実証的方法によって研究する学問。1955年英国のリクス(Michael Rix)が提唱。