出典:gooニュース
【実録 竜戦士たちの10・8】(88)中日に訪れた緊急事態…4番のパウエルが離脱 適時打2本で救った大豊泰昭
◇長期連載【第3章 走る巨人、もがく竜】 山本昌広の5月初勝利で貯金を最多の5に伸ばした中日は、1994年5月24日から高木守道監督の故郷・岐阜で広島主催の3連戦。先発が目下5連勝中、直近2試合はいずれも完投勝利の今中慎二とくれば、D党の多くは初の5連勝を信じていたことだろう。 1回表、制球に苦しむ広島・紀藤真琴の押し出し四球でラッキーな先制点をもらうと、今中は序盤
【実録 竜戦士たちの10・8】(87)中3日先発の山本昌が22日ぶり5勝目、大豊泰昭が11試合ぶり一発…戻ってきた投打の主役
◇長期連載【第3章 走る巨人、もがく竜】 1994年5月20日の阪神戦(ナゴヤ)をサヨナラ勝ちした中日は、翌21日も初先発のヘンリーが阪神打線を相手に6回途中1失点の力投で来日初勝利。チームも3連勝で貯金を4に戻した。 そして、この年初の同一カード3連戦3連勝を託して、高木守道監督が22日の先発に送り出したのは18日のヤクルト戦(神宮)で1イニング、わずか41球でマウンド
【実録 竜戦士たちの10・8】(86)郭源治、「頭部死球一発退場」第1号に 彦野利勝のサヨナラ打で北野勝則がプロ初勝利
◇長期連載【第3章 走る巨人、もがく竜】 死球を巡り3人の退場者を出した1994年5月11日のヤクルト―巨人戦(神宮)での大乱闘についてはこの連載でも書いたが、その“副産物”として施行された暫定ルールが5月20日の中日―阪神戦(ナゴヤ)で思いがけぬドラマを生むことになった。 2―0と中日リードで迎えた7回表1死二塁。「まず、体を起こしてから」と投じた郭源治の88球目
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