しゃる
[助動]《尊敬の助動詞「せ」に尊敬の助動詞「らる」の付いた「せらる」の音変化。近世語》四段・ナ変動詞の未然形に付いて、尊敬の意を表す。なさる。→さしゃる「かか様の死なしゃれぬ様にして下され」〈浄...
しゃんす
[助動][しゃんせ|しゃんし|しゃんす|しゃんす|しゃんすれ|しゃんせ]《尊敬・丁寧の助動詞「しゃます」の音変化》四段・ナ変動詞の未然形に付いて、丁寧の意を伴った尊敬の意を表す。なさいます。「明...
しゅう【衆】
[名] 1 多くの人。大ぜいの人。衆人。「—に先んずる」 2 人数の多いこと。集団。「—を頼んで事を起こす」⇔寡(か)。 3 ある集団を形づくる人々。しゅ。「若い—」「近在の—」 4 「所(と...
しゅく‐がく【宿学】
多年にわたって業績のある学者。前々から名声が高く、尊敬されている学者。
し‐ゆう【師友】
1 先生と友人。「よき—に恵まれる」 2 先生として尊敬するほどの友人。「西洋で僕の—にしていた学者」〈鴎外・百物語〉
しょう‐し【尚歯】
《「礼記」祭義から。「歯」は年齢の意》老人を尊敬すること。敬老。
しょうし‐かい【尚歯会】
1 老人を尊敬し、その高齢を祝うために催す宴。もと中国の風習で、唐の白楽天が行ったのが最初。しょうしえ。 2 老人を集めて娯楽などを行う会。敬老会。 江戸後期、紀州藩儒官の遠藤勝助が主宰し...
しょう‐そう【聖僧】
1 聖者として尊敬される高僧。 2 禅院の僧堂の本尊。中央に安置してある仏像のことで、多くは文殊菩薩(もんじゅぼさつ)。
しらし‐め・す【知らしめす】
[動サ四]《連語「し(知)らす」の連用形+尊敬の意の補助動詞「めす」。上代に用いられ、平安時代以降は、多く「しろしめす」に変化した》お治めになる。しろしめす。「天(あめ)の下—・しける皇祖(すめ...
しら◦す【知らす/領らす】
[連語]《動詞「し(知)る」の未然形+上代の尊敬の助動詞「す」》「知る」の尊敬語。お治めになる。統治なさる。ご支配になる。「皇祖(すめろき)の神の命の御代重ね天(あめ)の日継(ひつぎ)と—◦し来...