やんばるくいな【山原水鶏】
クイナ科の鳥。全長約30センチ。顔は黒く、上面は緑褐色、下面は黒と白の横縞模様で、くちばしと脚が赤い。飛翔力はほとんどない。沖縄本島北部の山林にすむ特産種。昭和56年(1981)新種として記載。天然記念物。
やんばるてながこがね【山原手長金亀子】
コガネムシ科の昆虫。日本産コガネムシ類では最大で、体長6センチくらい。雄の前脚が非常に長い。前胸部は銅緑色、前翅 (まえばね) は黒色で黄褐色紋がある。沖縄本島北部の山地の樹林にすみ、特産種。昭和59年(1984)新種として記載。天然記念物。
やんばるこくりつこうえん【やんばる国立公園】
沖縄本島北部の山原 (やんばる) 地域を中心とする国立公園。広大な亜熱帯照葉樹林には、ヤンバルクイナやノグチゲラなどの希少生物が生息する。