さし‐い・る【差(し)入る】
[動ラ五(四)] 1 (「射し入る」とも書く)光などがさし込む。「—・る月の光」 2 中へ入る。「—・りて見れば、南面(みなみおもて)の格子、皆下ろしてさびしげなるに」〈徒然・四三〉 [動ラ...
さし‐いれ【差(し)入れ】
[名](スル) 1 中へ入れること。「—口」 2 刑務所・拘置所や警察の留置施設に収容されている者に、外部から日用品などを届けること。また、その品。 3 慰労や激励などのため、飲食物などを届ける...
さし‐い・れる【差(し)入れる】
[動ラ下一][文]さしい・る[ラ下二] 1 中へ入れる。「懐に手を—・れる」 2 差し入れ2・3をする。「弁当を—・れる」
さし‐いろ【差(し)色】
ファッションやインテリアなどで、主となる色に添えて、変化をつけたり、主色を引き立てたりする色。アクセントカラー。「モノトーンの—として赤のスカーフを合わせる」
さし‐う・く【差し受く】
[動カ下二]受ける。「酒を出したれば、—・け—・け、よよと飲みぬ」〈徒然・八七〉
さし‐うつむ・く【差し俯く】
[動カ五(四)]うなだれて下を向く。「—・いたまま黙り込んでしまう」
さし‐うば【差(し)乳母】
乳児に乳を飲ませるだけのうば。
さし‐うま【差(し)馬】
競馬で、先行する馬をゴールの手前で追い抜いて勝つ脚質の馬。
さし‐おうぎ【差し扇】
1 扇をかざして顔を隠すこと。また、その扇。「この上は—をのけられ候へ」〈謡・藤栄〉 2 儀式などの際、女官がかざして顔を隠す檜扇(ひおうぎ)。 3 能の舞の型の一。左・右と二歩後退しながら扇を...
さし‐お・く【差(し)置く/差し措く】
[動カ五(四)] 1 そのままにしておく。放っておく。また、あとまわしにする。「その話は—・くとして」「何を—・いてもその会には出席したい」 2 当然考慮すべき人物などを無視する。なおざりにする...