どんつく
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「神楽諷雲井曲毬(かぐらうたくもいのきょくまり)」。3世桜田治助作詞、5世岸沢式佐作曲。弘化3年(1846)江戸市村座初演。太神楽の風俗を舞踊化したもの。「...
猶(なお)あら◦じ
このままでは終わらすまい。このままでは済まされない。「うち嘆きて—◦じに弘徽殿の細殿に立ち寄り給へれば」〈源・花宴〉
なかそね【中曽根】
姓氏の一。 [補説]「中曽根」姓の人物中曽根康弘(なかそねやすひろ)
なかそね‐は【中曽根派】
自由民主党にあった派閥の一。新政同志会・政策科学研究所の昭和41年(1966)から平成2年(1990)における通称。河野派が源流で中曽根康弘が旗揚げ。→渡辺派
なかつかさのないしにっき【中務内侍日記】
中務内侍の日記。1巻。弘安3年(1280)伏見天皇の東宮(とうぐう)時代から、正応5年(1292)病で里に下がるまでの仮名文日記。身辺や宮廷生活を記したもの。
なかよしとっきゅう【なかよし特急】
阿川弘之による児童文学作品。電車好きの少年の物語を通じ、国内外の鉄道に関する情報を紹介する。「朝日新聞ジュニア版」に連載されたのち、昭和34年(1959)に刊行。第7回産経児童出版文化賞受賞。昭...
なた‐でら【那谷寺】
石川県小松市にある高野山真言宗の寺。山号は自生山。開創は養老元年(717)、開山は泰澄で、岩屋寺と称した。寛弘4年(1007)花山法皇が改称、勅願寺となる。のち焼失したが、江戸初期に加賀藩主前田...
なた‐ぼり【鉈彫(り)】
表面に丸鑿(まるのみ)の彫りあとを残した木彫。平安中期から鎌倉初期の関東から東北にかけて多くみられ、未完成のものとする説もあるが、仏像彫刻の一様式と考えられる。神奈川県弘明寺(ぐみょうじ)の十一...
なんしゅう‐じ【南宗寺】
大阪府堺市にある臨済宗大徳寺派の寺。山号は竜興山。開創は弘治2年(1556)、開山は大林宗套(だいりんそうとう)、開基は三好長慶。兵火にあって焼失したが、沢庵宗彭(たくあんそうほう)が中興。境内...
にうかんしょうぶ‐じんじゃ【丹生官省符神社】
和歌山県伊都郡九度山(くどやま)町にある神社。空海(弘法大師)が慈尊院を開いたとき、参道の正面上壇に丹生高野明神社を創建。のち丹生七社大明神・丹生神社の社名を経て現名に改称。主祭神は丹生都比売大...