お‐たからこう【雄宝香】
キク科の多年草。深山の湿った場所に生え、高さ約1メートル。茎は直立し、葉は大きく、心臓状卵形で縁に鋭いぎざぎざがある。夏から秋、黄色い花を総状につける。
おっ‐たま・げる【押っ魂消る】
[動ガ下一]非常に驚く。ぶったまげる。「心臓が止まるほど—・げる」
オフポンプ‐しゅじゅつ【オフポンプ手術】
冠動脈のバイパス手術の際に、心臓の動きを止めず、人工心肺装置も用いずに行う術式のこと。患者にかかる負担が少なくてすむが、高度な技術が必要とされる。
かい‐ちゅう【回虫/蛔虫】
線虫綱回虫科の袋形動物。人間の小腸に寄生。体は細長く、黄白色。体長20〜40センチになり、雄のほうが小さい。虫卵が野菜などに付着して人間の口から体内に入り、小腸で孵化(ふか)した幼虫は肝臓・心臓...
かくちょうがた‐しんきんしょう【拡張型心筋症】
心筋症の一つ。心室の筋肉が薄くなり、心筋の収縮力が極端に低下し、心臓が拡張してしまう。原因は不明。心臓のポンプ機能が低下し、動悸・呼吸困難が見られる。進行すると浮腫・不整脈などが現れ、心不全をも...
かくちょうき‐けつあつ【拡張期血圧】
心臓が拡張したときの血圧。全身を循環する血液が肺静脈から心臓へ戻った状態で、血圧が最も低くなるため、最低血圧とも呼ばれる。血圧値は血管の硬さ(血管抵抗)と血液量(心拍出量)によって決まる。血液の...
かくちょうそうひだいがた‐しんきんしょう【拡張相肥大型心筋症】
肥大型心筋症から拡張型心筋症に移行する症例。肥大型心筋症で厚くなった心室壁が経過とともに薄くなり、心室が拡張してポンプ機能が低下する。予後は不良で、心臓移植が必要となることがある。DHCM(di...
か‐し【仮死】
死んだように見えるが、実際には生きている状態。一般に、意識がなく、呼吸が止まっているが、心臓は動いており、瞳孔(どうこう)反射がみられる。
かしゅう‐いも【何首烏芋】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。塊根は暗褐色の球形で、ひげ根がある。葉は心臓形。夏から秋、葉のわきに白い小花やむかごをつける。中国の原産で、日本には雄株はない。塊根とむかごは食用。《季 秋》
かぞくせい‐アミロイドポリニューロパチー【家族性アミロイドポリニューロパチー】
線維構造をもつたんぱく質アミロイドが全身の臓器に沈着し、機能障害を起こす全身性アミロイドーシスの一種。末梢(まっしょう)神経・自律神経に続いて、心臓・消化管・腎臓などに沈着が起こる、常染色体顕性...