とく‐し【篤志】
[名・形動]志のあついこと。特に、社会事業や公共の福祉などに熱心に協力すること。また、その心や、そのさま。「—による慰問」「—な知己として丑松のことを」〈藤村・破戒〉
どう‐し【同志】
こころざしや主義・主張を同じくすること。また、その人。「—を募る」「—の人々」
どう‐し【道志】
律令制の大学の明法道(みょうぼうどう)出身者で、衛門府(えもんふ)の志(さかん)と検非違使(けびいし)の志を兼ねた者。
なかお‐ひろし【中尾碩志】
[1919〜1977]プロ野球選手・指導者。三重の生まれ。昭和14年(1939)巨人に入団、速球投手として高い勝率を残した。戦後は技巧派として活躍し、通算209勝を記録。引退後は同球団のコーチ、...
ながい‐なおむね【永井尚志】
[1816〜1891]幕末期の幕臣、維新期の官吏。三河奥殿藩主松平乗尹(まつだいらのりただ)の子。名は「なおゆき」とも。旗本永井尚徳の養子となり、長崎海軍伝習所総督、初代外国奉行、初代軍艦奉行を...
なるべし【南留別志】
江戸中期の随筆。5巻。荻生徂徠著。元文元年(1736)刊。四百余の名称の語源を挙げ、転訛(てんか)を正そうとしたもの。題名は、各条末に「なるべし」を用いていることによる。
にょたいぞうし【女体蔵志】
古川薫の短編小説。昭和48年(1973)、同人誌「午後」に発表。同年の直木賞候補作となった。
ねんぶつひじりさんごくし【念仏ひじり三国志】
寺内大吉の長編歴史小説。副題「法然をめぐる人々」。法然上人鑽仰会の機関誌「月刊浄土」に昭和49年(1974)から連載。昭和57年(1982)から昭和58年(1983)にかけて、全5巻を刊行。昭和...
はく‐し【薄志】
1 弱い意志。 2 わずかの謝礼。また、人に対する謝礼をへりくだっていう語。寸志。薄謝。「—を包む」
ひじかた‐よし【土方与志】
[1898〜1959]演出家。東京の生まれ。久元の孫。本名、久敬(ひさよし)。私財を投じて築地小劇場を創設、日本の新劇確立に尽力。