うち‐ぶところ【内懐】
1 ㋐和服の襟を合わせて着たとき、肌に近い内側の懐中。⇔外懐(そとぶところ)。 ㋑洋服で、内ポケット。 2 他人には知られたくない心の中のようす。内情。内幕。「—を見透かされる」 3 相撲で、構...
うつり‐がみ【移り紙】
贈り物を入れてきた器などに返礼の意味で形式的に入れて返す紙。懐紙・半紙などを用いる。
うぬぼれ‐かがみ【自惚れ鏡】
《容貌が実際よりも美しく映るところからという》江戸時代、従来の和鏡に対して、ガラスに水銀を塗った懐中鏡。ビードロ鏡。
うらじろ‐れんが【裏白連歌】
懐紙の表にだけ句を書き、裏には書かない方式の連歌。正月、京都の北野神社で行われたものが有名。
うらべ【卜部】
姓氏の一。古来、卜占(ぼくせん)・祭祀(さいし)を職とした氏族。 [補説]「卜部」姓の人物卜部懐賢(うらべかねかた)卜部兼倶(うらべかねとも)卜部兼好(うらべかねよし)卜部季武(うらべのすえたけ)
うん‐う【雲雨】
1 雲と雨。 2 《「呉志」周瑜伝による。竜は雲や雨に乗じて昇天するとされるところから》大事業を起こす機会。「—に乗じて雄飛する」 3 《楚の懐王が、朝は雲となり夕には雨となると称する女に夢の中...
エポケー【(ギリシャ)epochē】
1 哲学で、判断をいっさい差し控える態度。判断中止。古代ギリシャの懐疑論者たちが哲学上の独断的主張に反対して唱えた。 2 フッサールの現象学で、純粋意識の領域に至るために、自然的態度に基づく判断...
えり‐つき【襟付き】
1 衣服に襟がついていること。また、その衣服。 2 着物を重ねて着たときの襟元のようす。 3 《江戸時代、重ね着のできるのは裕福であったところから》懐ぐあいのよいこと。金持ち。「—になびく君ぢゃ...
エルイーディー‐ライト【LEDライト】
《LED light》白色発光ダイオード(白色LED)を光源とする照明器具の総称。家庭用の照明器具のほか、懐中電灯などがある。LED照明。
おおはず‐もの【大筈者】
無責任でいいかげんな者。「生れつき如在(じょさい)なくて—といはれ」〈浮・懐硯・四〉