時(とき)に当(あ)た・る
1 その時にさしあたる。その時にのぞむ。「近衛院に位を奪はれたりしかば…—・って恥辱を抱く」〈保元・上〉 2 ふさわしい時期になる。「その上今の相国は、—・る職に達し、世に聞こえたる才幹なり」〈...
呑舟(どんしゅう)の魚(うお)は枝流(しりゅう)に游(およ)がず
《「列子」楊朱から》舟をまるのみするほどの大魚は小さな川にはすまない。大人物はつまらない者と交わったりはしない、また、高遠な志を抱く者は、小事にはかかわらないことのたとえ。
にく・い【憎い/悪い】
[形][文]にく・し[ク] 1 そのものに強い抵抗感・不快感を抱くさま。許しがたく思って嫌うさま。にくらしい。「冷酷な犯人が—・い」「不正を許す社会が—・い」 2 (しゃくにさわるほどすぐれてい...
に‐しん【二心/弐心】
《二つの心をもつ意から》 1 そむこうとする心。ふたごころ。じしん。「主君に—を抱く」 2 疑いの心。疑心。
にちょう‐の‐ゆみ【二張の弓】
ふたはりの弓。武士が二心を抱くことや、節操をまげることのたとえ。「女の操を守って、—を引くまじとは」〈浄・女護島〉
の‐げし【野芥子/野罌粟/苦菜】
キク科の越年草。道端や荒地に生え、高さ約1メートル。茎は中空。葉はアザミのように裂けているが、とげはなく、基部は茎を抱く。茎や葉を切ると乳液が出る。春から夏、黄色い頭状花を開く。若葉は食用。けし...
の‐だけ【野竹/土当帰】
セリ科の多年草。山野に生え、高さ約1.5メートル。葉は羽状複葉で、基部は茎を抱く。秋、紫黒色の多数の小花を密につける。根を漢方で解熱・鎮痛・去痰(きょたん)薬に用いる。のぜり。
はた‐ざお【旗竿】
1 旗をつけて掲げるためのさお。 2 アブラナ科の越年草。海辺の砂地や山野に生え、高さ約70センチ。旗竿のように直立し、茎に互生する葉は長楕円形で、基部は矢じり形となり茎を抱く。春から夏に、白い...
はったつ‐ケア【発達ケア】
《developmental care》早産・低体重・染色体異常などでNICUに入院している新生児に対して、成長や発達を促すために行うさまざまな働きかけ。照明を落として機械音を減らす、親が肌を触...
ハロ‐だいせいどう【ハロ大聖堂】
《Jaro Cathedral》フィリピン中央部、ビサヤ諸島最西端のパナイ島の都市イロイロにあるローマカトリックの大聖堂。1874年にネオロマネスク様式で建造。「ろうそくの聖母」とよばれる、幼子...