どち‐ら【何方】
[代] 1 不定称の指示代名詞。 ㋐不明または不特定の方向・場所をさす。「—へおいでですか」「お住まいは—ですか」 ㋑複数の中から一つだけを、限定しないまま、取り立ててさす。「—がお好きですか」...
どっ‐ち【何方】
[代]《「どち」の促音添加》 1 不定称の指示代名詞。「どちら」よりもややくだけた感じの語。 ㋐「どちら1㋐」に同じ。「交番は—ですか」 ㋑「どちら1㋑」に同じ。「—でもいい方を買ってやるよ」 ...
ど‐な‐た【何方】
[代] 1 不定称の人代名詞。「だれ」の意の尊敬語。「あの方は—ですか」「—かおいででしょうか」 2 不定称の指示代名詞。どの方向。どちら。「—へ参らうずると」〈虎明狂・東西迷〉
どれ【何れ】
[代]不定称の指示代名詞。 1 限定されたものの中から選び出すものをさす。どのこと。どのもの。「テーマを—にしようか迷う」「—でも好きなのを選びなさい」 2 不明・不特定の場所をさす。どこ。「...
なに【何】
[代]不定称の指示代名詞。はっきりしない事物について問う語。また、事物・人などをぼかしてさす語。「おやつには—をあげようか」「おい、例の—を持ってきてくれ」「—は来ねえか。蜂の野郎は」〈滑・浮...
なに‐がし【某/何某】
[名]数量、特に、金銭の額があまり多くないことを漠然と表す。「—かの金を寄付する」
[代] 1 不定称の指示代名詞。人・事物・場所などについて名などがはっきりしないことを表し、あるいはそれを...
なに‐くれ【何くれ】
[副]あれやこれや。いろいろ。何くれとなく。「居りさえすれば、—と款待(もて)なして呉れた」〈漱石・坊っちゃん〉
[代]不定称の指示代名詞。不特定多数の人や事物を漠然とさす。なになに。「—の...
なに‐なに【何何】
[代]不定称の指示代名詞。不明なものや不確定なものを並べあげるのに用いる。何と何。また、一つ一つの内容を具体的に記す必要のないときに用いる。「遠足には—を用意したらいいのか」「第一条—、第二条...
な‐へん【那辺/奈辺】
[代]不定称の指示代名詞。どのあたり。どのへん。どこ。「彼の意図が—にあるのかわからない」
はんしゃ‐だいめいし【反射代名詞】
一人称・二人称・三人称の別に関係なく実体そのものをさす。「おのれ」「みずから」「自分」「自己」など。再帰代名詞。反照代名詞。反射指示代名詞。