トンブクツ【Tombouctou】
マリ中部の商業都市。ニジェール川北岸に位置し、トゥアレグ族が多く居住する。サハラ砂漠を縦断する隊商路の要地として、岩塩・金・象牙の交易で栄えた。15世紀にソンガイ帝国に支配され、16世紀前の最盛...
ドゥブロブニク【Dubrovnik】
クロアチア最南部のアドリア海に面した都市。13世紀に自治都市となり、15〜16世紀に最盛期を迎えた。堅固な城壁に囲まれた旧市街には、後期ゴシック、ルネサンスの両様式を取り入れた歴史的建造物が多く...
なべしま‐やき【鍋島焼】
江戸前期、肥前鍋島家が藩窯で焼かせた磁器。寛永5年(1628)の始まりと伝えるが、延宝3年(1675)松浦郡大川内に窯を移してから最盛期を迎えた。貴紳への献上品の焼造を主眼として、精巧華麗な作風...
なら‐じだい【奈良時代】
奈良の平城京に都のあった時代。和銅3年(710)から延暦3年(784)までの74年間。律令国家の完成期にあたり、国土の開発、制度の整備が進められ、唐や朝鮮との交通、仏教の興隆などにつれて、日本の...
なんしょう【南詔】
中国唐代に、雲南省の大理を中心にチベット‐ビルマ族が建てた王国。7世紀中ごろ、蒙舎詔(もうしゃしょう)が諸部族を統一して建国。8世紀末に最盛期を迎えたが、902年に内乱で滅亡。
ネセバル【Nesebar/Несебър】
ブルガリア東部、黒海に面する町。古代トラキア人集落メネブリアに起源し、紀元前6世紀初頭に古代ギリシャの植民都市メセンブリアが建設され、アポロニア(現ソゾポル)とともに海上交易の拠点として栄えた。...
ハイ‐シーズン【high season】
一年中で最も仕事が集中する時期。最も客が殺到する時期。行楽の最盛期。「—料金」
はる【春】
1 四季の第一。冬と夏の間で、日本では3・4・5月をいう。暦の上では立春から立夏の前日まで(陰暦の正月から3月まで)をいい、天文学では春分から夏至まで。しだいに昼が長く、夜が短くなり、草木の芽が...
ハンザ‐どうめい【ハンザ同盟】
《(ドイツ)Hansaは集団の意》13世紀から16世紀にかけて北欧の商業圏を支配した北ドイツの都市同盟。リューベック・ハンブルクなど北海・バルト海沿岸の諸都市が結成。商業上の共同利益の保全、海上...
バンスカー‐シュティアブニツァ【Banská Štiavnica】
スロバキア中部の町。ドイツ語名シェムニッツ。中世にはハンガリー王国の鉱山都市として繁栄した。ハプスブルク家が支配した17〜18世紀には最盛期を迎え、鉱山技師の養成学校が設立され、鉱業の中心地とな...