かんじゅ‐ぎ【巻数木】
巻数をつける木。梅の若枝、榊の枝などを用いた。「—の様に削りたる木の」〈今昔・二四・六〉
かん‐ぬ‐き【閂/貫木】
1 《「かん(貫)のき(木)」の音変化という》門の扉が開かないようにする横木。左右の扉の内側につけた金具に差し通して使う。 2 相撲の手の一。もろ差しになった相手の両腕を上から抱え込んで絞り上げ...
かん‐ぼく【灌木】
「低木(ていぼく)」に同じ。→喬木(きょうぼく)
かん‐ぼく【肝木】
レンプクソウ科の落葉低木。山地に自生。葉は手のひら状に三〜五つに裂ける。初夏、白色の小花が集まって咲き、ガクアジサイに似る。材は楊枝(ようじ)とする。
がく‐うつぎ【額空木】
アジサイ科の落葉低木。山地に自生。よく枝分かれし、長楕円形の葉をつける。5、6月ごろ、枝先に、白色の装飾花に囲まれた多数の小花をつける。
がん‐ぎ【雁木】
1 空を飛ぶ雁(がん)の列のようなぎざぎざの形や模様。 2 雪の多い地方で、雪よけのために家々の軒から庇(ひさし)を長く差し出して造り、下を通路とするもの。《季 冬》「来る人に灯影ふとある—かな...
ガンビール【(オランダ)gambir】
熱帯産のアカネ科の植物。葉・若枝のエキスから阿仙薬(あせんやく)を作る。ガンビル。ガンビールノキ。
き【木/樹】
1 地上部の茎が木質化している植物。樹木(じゅもく)。「—を植える」「—の枝」 2 建物・器具などの材料として使えるようにした用材。木材。「—の机」 3 (「柝」とも書く)歌舞伎・人形浄瑠璃・相...
き‐ぎ【木木】
多くの木。いろいろの木。「—の緑」
きそ‐の‐ごぼく【木曽の五木】
木曽地方から産する5種の良木。ヒノキ・サワラ・クロベ・コウヤマキ・アスナロをさす。木曽五木。