すぎ‐ばえ【杉生え】
「杉形(すぎなり)1」に同じ。
すぎ‐ばし【杉箸】
杉の材で作った箸。
すぎ‐ばやし【杉林】
1 杉の木の林。 2 「酒林1」に同じ。
すぎ‐ひらたけ【杉平茸】
ホウライタケ科のキノコ。夏から秋にかけ、スギなどの倒木や切り株に扇形の白い傘が重なり合ってつく。すぎかのか。すぎもたせ。 [補説]長く食用とされていたが、平成16年(2004)以降、摂取して急性...
すぎ‐ぼとけ【杉仏】
杉の葉の付いた塔婆(とうば)。最後の年忌である三十三回忌または五十回忌に、墓場に立てる。葉付き塔婆。梢(うれ)付き塔婆。
すぎ‐むら【杉叢】
杉がまとまって生えている所。「石上(いそのかみ)布留の山なる—の思ひ過ぐべき君ならなくに」〈万・四二二〉
すぎむら【杉村】
姓氏の一。 [補説]「杉村」姓の人物杉村楚人冠(すぎむらそじんかん)杉村春子(すぎむらはるこ)
すぎむら‐そじんかん【杉村楚人冠】
[1872〜1945]新聞記者・随筆家。和歌山の生まれ。本名、広太郎。東京朝日新聞に入社し新聞事業の近代化に尽力。著「最近新聞紙学」「へちまの皮」など。
すぎむら‐はるこ【杉村春子】
[1906〜1997]女優。広島の生まれ。本名、石山春子。築地小劇場に入団ののち、文学座結成に参加。日本を代表する新劇女優として「女の一生」「欲望という名の電車」「華岡青洲(はなおかせいしゅう)...
すぎめ‐おうぎ【杉目扇】
杉の木目(もくめ)が横目になっている薄板で作った扇。貴族の幼童が用い、吉祥文様を描き、糸花(いとばな)をとじつけたりする。