こがた‐へいき【小型兵器】
自動小銃や爆弾(爆発物)などの小型の武器。通常兵器の一つで、特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)や国連武器登録制度による規制の対象外とされるが、残存兵器による危険性などから規制が検討されている。
こくさい‐じんどうほう【国際人道法】
戦争・武力紛争下においても人道が守られることを目的として、負傷兵・病兵・捕虜・武器を持たない一般市民などへの配慮と対応を規定した、ジュネーブ条約などの国際法の総称。国際赤十字や赤新月運動などの法...
こ‐けん【孤剣】
ひとふりの剣。また、1本の剣だけで、他の武器を持たないこと。 [補説]書名別項。→孤剣
こ‐にだ【小荷駄】
1 馬に負わせる荷物。 2 室町時代、兵糧・武器を戦場に運ぶ駄馬隊。また、その荷や馬。
こにだ‐ぶぎょう【小荷駄奉行】
室町時代、行軍のとき、隊列の最後尾にあって、兵糧・武器の輸送の指揮や配分をつかさどった役。小荷駄押さえ。
コバリド【Kobarid】
スロベニア西部の町。イタリアとの国境に近く、ソチャ川上流に位置する。この地における第一次大戦中のイタリア軍の戦い(カポレットの戦い)と敗走は、ヘミングウェイの長編小説「武器よさらば」に描かれた。...
こぶし‐あがり【拳上(が)り】
1 槍など、長い武器を持って構える際、その先端が、下がるように手もとを上げて持つこと。⇔拳下がり。 2 鉄砲や弓を構えるとき、前に突き出した左手のこぶしを上げて構えること。⇔拳下がり。
こぶし‐さがり【拳下(が)り】
1 槍など長い武器を持って構える際、その先端が手もとより上がるようにすること。⇔拳上がり。 2 鉄砲や弓などを構えるとき、前に突き出した左手のこぶしを下げて構えること。⇔拳上がり。
こんごう‐しょ【金剛杵】
古代インドの武器。のちに密教で、外道悪魔を破砕し煩悩(ぼんのう)を打ち破る象徴として用いる法具。真鍮(しんちゅう)・鋼(はがね)などで作り、中央の握りが細い。両端のとがった独鈷(とっこ)杵、両端...
さい‐ぼう【尖棒/撮棒/材棒】
《「さきぼう」の音変化》ヒイラギなどで作った災難よけの棒。また、武器として用いる堅木の棒。→鉄尖棒(かなさいぼう)「ただ大きなる—ばかり持ちたる」〈著聞集・一二〉