のま‐おい【野馬追】
福島県相馬地方の祭礼の行事。毎年7月23日から3日間行われる、南相馬市の太田神社・小高神社、相馬市の中村神社の合同祭事で、武士に扮(ふん)した人が馬に乗って神旗を奪い合うもの。昔の武士が、放牧し...
はっ‐ぴ【法被/半被】
《「はふひ(法被)」または「はんぴ(半臂)」の音変化》 1 和服の上着の一種。広袖か筒袖で、膝丈または腰丈。襟は折り返さないで着る。職人などが用いる。江戸時代は、武家の中間(ちゅうげん)、大店の...
は‐むしゃ【端武者/葉武者】
身分の低い、取るに足りない武者。雑兵(ぞうひょう)。木端武者(こっぱむしゃ)。
ば‐じょう【馬上】
《古くは「ばしょう」》 1 馬の上。また、馬に乗っていること。「—の人となる」 2 馬に乗ること。乗馬。「—を聞き給へば、それもえ乗りませぬと言ふ」〈咄・御前男〉 3 騎馬武者。「—二十八万五千...
ひたい‐がね【額金】
武者が、軍用の鉢巻の額の部分に入れた薄い銅や鉄の薄板。額当て。
ひと‐かさ【一嵩】
物事の程度の一つの段階。多く副詞的に用いる。ひときわ。「先の男に—まして、仁王を作り損じたる如くなる武者の」〈太平記・一七〉
ひとり‐むしゃ【一人武者】
ぬきんでて強い武者。「その時、—、かの塚に向かひ」〈謡・土蜘蛛〉
ぶ【武】
[音]ブ(漢) ム(呉) [訓]たけし [学習漢字]5年 〈ブ〉 1 強く勇ましい。たけだけしい。「武勇/威武・勇武」 2 軍事。戦力。「武運・武官・武器・武功・武士・武術・武装・武力/偃武(...
ほう‐し【鋒矢】
兵法で、陣立ての一。足軽を「∧」の形に並べ、その後ろに騎馬武者を「一」の字を縦にした形にそろえ、機をみて足軽が左右に開き、騎馬武者が突進するもの。
ほれ‐ぼれ【惚れ惚れ】
[副](スル) 1 すっかり心を奪われて、うっとりするさま。「—(と)するような若武者ぶり」 2 放心したさま。ぼんやり。「苔路のむしろに倒れ臥し、—として明かさせ給ふ」〈伽・のせ猿〉