アンジャベル
カーネーションのこと。江戸時代、日本へ入ってきた当時の名。アンジャ。
あんせい‐の‐おおじしん【安政の大地震】
江戸時代の安政年間に日本全国で発生した13回に及ぶ地震。特に安政2年(1855)10月2日に江戸を中心として発生した安政江戸地震は最も被害が大きく、死者は7000人に及んだといわれる。
あんどん‐べや【行灯部屋】
昼のうち行灯をしまっておく暗く狭い部屋。江戸時代の遊里では、遊興費を払えない客を閉じ込めておくのにも使われた。
いいづか【飯塚】
福岡県中北部の市。江戸時代は長崎街道の宿場町として栄え、明治末から筑豊炭田の中心地。現在は工業・商業が発展。平成18年(2006)3月、筑穂(ちくほ)町・穂波町・庄内町・頴田(かいた)町と合併。...
いえ‐もち【家持(ち)】
1 家屋を所有している人。屋敷持ち。 2 家族を養い、一家を構えている人。戸主。 3 家計や所帯のやりくり。「—がいい」 4 江戸時代、屋敷持ちとして公役の権利・義務が与えられ、本来の意味で「町...
いえ‐もと【家元】
技芸の道で、その流派の本家として正統を受け継ぎ、流派を統率する家筋。また、その当主。室町時代に始まり、江戸時代に諸芸道の発展とともに、能楽・狂言・舞踊・音曲・香道・茶道・華道・武道などについて多...
い‐かけ【鋳掛(け)】
1 鍋・釜など金物の壊れた部分を、はんだなどで修理すること。 2 《江戸時代、大坂に夫婦連れで歩いた鋳掛け屋があって、3世中村歌右衛門がこれを所作事にして演じたところから》夫婦が連れ立って歩くこと。
いかだ【筏】
外村繁の時代小説。江戸時代末期の近江商人を主人公にした作品。「草筏」「花筏」とともに「筏三部作」と呼ばれる。昭和29年(1954)発表。昭和31年(1956)、第9回野間文芸賞受賞。
いかん‐そくたい【衣冠束帯】
《江戸時代、衣冠と束帯との区別をつけないでいった語》公卿の正装。
い‐がく【異学】
1 自流と相いれない学派。 2 江戸時代、幕府が正学と認めた林家の講じた朱子学に対して、それ以外の儒学のこと。