いっさんか‐ちっそ【一酸化窒素】
窒素と酸素の混合気体中で放電するか高温にすると得られる無色・無臭の気体。空気に触れると褐色の二酸化窒素となる。工場の煙突や自動車のエンジンなどから排出され、公害の原因ともなる。化学式NO
イノシトール【inositol】
シクロヘキサンの各水素原子が水酸基と置き換わった化合物の総称。無色の結晶。水に可溶。9種類の立体異性体があり、そのうちミオイノシトールが動物や微生物の成長因子として知られ、グルコースから生合成さ...
イノシンさん‐ナトリウム【イノシン酸ナトリウム】
イノシン酸のナトリウム塩。鰹節(かつおぶし)のうまみ成分の主体で、魚肉の抽出液などから得られる無色または白色結晶。うまみ調味料として用いられる。
イペリット【(フランス)ypérite】
糜爛(びらん)性の毒ガスの硫化ジクロロエチルのこと。第一次大戦でドイツ軍がベルギーのイーペルで初めて使用。純粋物は無色無臭であるが、工業製品はからし臭があるので、マスタードガスともいう。化学式(...
いんけん‐インク【隠顕インク】
紙に書いたときは無色または淡色で見えないが、熱したり適当な処理をしたりすると濃青色に見えるようになるインク。塩化コバルトの希水溶液がよく用いられ、放置すると空気中の水分を吸って再び青色は消える。
インドール【indole】
ジャスミン油・コールタール・腐敗たんぱく質・哺乳類の排泄(はいせつ)物に含まれる物質。複素環式化合物の一種。無色の小葉状結晶。糞臭(ふんしゅう)の原因であるが、希薄なときは芳香として感じられ、香...
ういきょう‐ゆ【茴香油】
ウイキョウの果汁を蒸留してとる芳香油。無色または淡黄色で、主成分はアネトール。味は最初甘く、のちにやや苦く感じられる。香料や医薬品の原料。フェンネル油。
う‐かい【有界】
《「うがい」とも》仏語。生死流転するものとしてとらえられる世界。欲界・色界・無色界の総称。有涯(うがい)。
うちょう‐てん【有頂天】
[名]《(梵)akaniṣṭhaまたはbhavāgraの訳》 1 色界(しきかい)の中で最も高い天である色究竟天(しきくきょうてん)のこと。形ある世界の頂。阿迦尼吒天(あかにだてん)。 2 色...
ウレキサイト【ulexite】
硼酸(ほうさん)塩鉱物の一種。無色または白色。三斜晶系。針状の結晶の集合体であり、研磨すると、下に置いたものの像が上面に浮き上がって見えることから、テレビ石ともよばれる。曹灰硼鉱(そうかいほうこ...