ふな‐だま【船玉/船霊/船魂】
1 航海の安全を守る神。住吉神(すみのえのかみ)・水天宮・金比羅権現などで、そのお札を船内に貼る。 2 漁船の守護神として信仰されている神霊。新造のとき、船大工が女性の毛髪や人形(ひとがた)・さ...
へき‐ぎょく【碧玉】
酸化鉄などの不純物を含み、不透明で色のついた塊状の石英。色は緑・赤・黄褐色など。佐渡の赤玉(あかだま)、出雲の玉造石(たまつくりいし)などがあり、古くから勾玉(まがたま)や管玉に用いられた。ジャ...
ほう‐ぎょく【宝玉】
貴重な玉。宝石。宝珠。「—をちりばめた王冠」
ほうじゅ‐の‐たま【宝珠の玉】
頭部がとがり、その左右両側から火炎が燃え上がっている状態にかたどった玉。如意宝珠を表したもの。
まい‐ぎょく【埋玉】
《「晋書」庾亮伝から》英才や美人の死を惜しんでいう語。
まがたま【勾玉】
笠原淳の長編小説。平成元年(1989)刊。
まが‐たま【曲玉/勾玉】
コンマ形に湾曲した弥生・古墳時代の装飾用の玉。丸い部分の貫通孔にひもを通して首飾りとした。瑪瑙(めのう)・翡翠(ひすい)・水晶・琥珀(こはく)・ガラスなどで作った。獣類の歯牙に孔(あな)をあけた...
ま‐たま【真玉】
玉の美称。「—なす吾(あ)が思(も)ふ妹」〈記・下・歌謡〉
まゆ‐だま【繭玉】
柳などの枝に繭形にまるめた餅・団子などを数多くつけた、小正月の飾り物。繭の出来を豊かにする予祝という。現在は形式化したものが社寺の縁起物としても売られる。繭団子。まいだま。《季 新年》「—のこと...
みず‐たま【水玉】
1 水滴が玉の形に丸くなったもの。飛び散る水滴・露のしずくなど。 2 ガラス製の玉の中に水を入れたもの。少女のかんざしなどに用いる。《季 夏》 3 「水玉模様」の略。