あま‐さぎ【尼鷺/甘鷺】
サギ科の鳥。全長50センチくらい。羽色は白色で、繁殖期には頭・首・背などがきつね色になる。くちばしは黄、足は黒色。日本では夏鳥で、水田や湿地帯でみられる。猩猩(しょうじょう)鷺。
あま‐ざけ【甘酒/醴】
白米の固めのかゆに米こうじをまぜ、発酵させてつくる甘い飲み物。もと、神事用につくられ、一夜酒(ひとよざけ)・醴酒(こさけ)ともいう。また、酒かすを湯に溶かして甘みをつけた飲み物。《季 夏》「—を...
あまざけ‐まつり【甘酒祭(り)】
甘酒をつくって神に供え、また客にふるまうことを特色とする祭り。各地の秋祭りに多い。
あまざけ‐まんじゅう【甘酒饅頭】
小麦粉に甘酒を加えて発酵させた皮で餡(あん)を包んだまんじゅう。甘酒皮饅頭。酒(さか)饅頭。
あま‐しょく【甘食】
甘く味つけした円錐形のパン。
あま‐じお【甘塩】
塩味の薄いこと。また、魚などに薄い塩味をつけること。薄塩(うすじお)。「—の鮭(さけ)」
あま‐じょっぱ・い【甘塩っぱい】
[形]甘味と塩味がともに感じられる味であるさま。あまからい。「—・い筑前煮」
あま‐ず【甘酢】
砂糖・みりんなどをまぜて甘みを強くした酢。
あま‐ずっぱ・い【甘酸っぱい】
[形] 1 甘みと酸味のまじった味やにおいである。「オレンジの—・い香り」 2 楽しさと物悲しさとが入りまじった気持ちである。「—・い初恋の思い出」
あま‐ずら【甘葛】
1 つる草の一種。アマチャヅルのことという。 2 秋から冬に1の茎を切り、切り口から出る汁を煮詰めた甘味料。甘葛煎(あまずらせん)。「一つには蜜(みち)、一つには—入れて」〈宇津保・蔵開上〉