出典:gooニュース
イイダコを増やせ 漁獲量激減で漁協が産卵床を海に放流 カキ殻「シェルター」も初めて一緒に設置 高松市
高松市の庵治漁協では2024年からイイダコの「産卵床」を育てています。「産卵床」とは産卵前のメスのイイダコを貝殻と一緒に水槽の中で育て、卵を産み付けさせたものです。 13日は漁協の組合員らが高松市庵治町の沖合に出て、あわせて約1万個の卵が入った産卵床43個を海に入れました。
イイダコ「産卵床」を放流/資源の保護・回復へ香川県、庵治漁協など【高松市】
今年も産卵前のメスと貝殻を水槽の中で育てて、貝殻に卵を産み付けさせた「産卵床」を用意しました。 また、今年はヤシ殻のネットにカキ殻を詰めたシェルターも準備。卵からかえったイイダコの“隠れ家”にしてもらい、生存率のアップにつなげます。 この日は、漁協の組合員らが庵治町の沖合まで漁船を出し、43個の産卵床とシェルターを一緒に放流しました。
メスのイイダコが貝殻に産卵!その卵、約1万粒を高松市沖合へ放流「ほとんど絶滅に近いので何とか…」【香川】
香川県では2002年をピークにイイダコの漁獲量が激減していることから、県と漁業者が協力して資源の保護に取り組んでいて、庵治漁協でも昨年から産卵床を育成しています。
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