はねず【唐棣花/棠棣/朱華】
1 初夏に赤い花をつける植物の名。ニワウメ・ニワザクラなど諸説がある。「夏まけて咲きたる—ひさかたの雨うち降らば移ろひなむか」〈万・一四八五〉 2 「唐棣花(はねず)色」の略。「浄位より已上(か...
はね‐ばかま【撥ね袴】
糊が強く、着ると端がはね上がるように折り目のついた袴。転じて、それを着けて威張っているさまをいう。「主の威光の—かさにかかって」〈浄・女夫池〉
はら‐あて【腹当て】
1 腹掛け。腹巻き。《季 夏》 2 鎧(よろい)の一。胸・腹部と両脇だけを防護する簡略なもの。多く雑兵(ぞうひょう)が用いたが、上級武士も軽武装のときに衣服の下に着るなどした。
はる‐ぎ【春着】
1 正月用の晴れ着。《季 新年》「かりそめの襷(たすき)かけたる—かな/万太郎」 2 春に着る衣服。春服。
はる‐もの【春物】
春に使うもの。特に、春に着る衣服。「—のコート」
はれ‐ぎ【晴(れ)着】
表立った場面で着る晴れやかな衣服。晴れ衣装。よそゆき。「—姿」
はん‐てん【半纏/半天/袢纏】
1 羽織に似ているが、わきに襠(まち)がない、丈の短い上着。胸ひもをつけず、襟を折り返さないで着るもの。仕事着・防寒着とする。印(しるし)半纏・蝙蝠(こうもり)半纏・ねんねこ半纏など。 2 特に...
はんてん‐ぎ【半纏着】
半纏を着ていること。また、半纏を着る職業の人。
バスローブ【bathrobe】
入浴後に着る、ゆったりしたタオル地などの部屋着。
ひ【被】
[常用漢字] [音]ヒ(漢) [訓]こうむる おおう かぶる かずく きせ 1 上からおおう。かぶせる。「被覆・被膜/光被」 2 着る。かぶる。かぶるもの。「被服/花被・外被・法被(はっぴ)」 ...