がんてい‐けんさ【眼底検査】
瞳孔(どうこう)から眼底に光を当て、検眼鏡でのぞいて網膜・血管などを調べること。体表面から動脈を直接観察できる唯一の部分なので、眼病のほか高血圧・動脈硬化などの診断に広く用いる。
キャッチ‐ライト【catch light】
ポートレートや動物写真の撮影技法の一。被写体の瞳に光を反射させて白い輝きを入れること。生き生きとした表情にする効果がある。
くさけいばるろうき【草競馬流浪記】
山口瞳のエッセー集。全国の公営競馬場、27箇所を巡った競馬旅の記録。昭和59年(1984)刊行。
くろ‐ぼし【黒星】
1 黒く丸いしるし。黒丸。 2 相撲の星取り表で負けを表す黒い丸。転じて、負けること。失敗すること。⇔白星。 3 的(まと)の中央にある黒い丸。 4 《3から》ねらったところ。急所。図星。「今思...
けつぞく【血族】
山口瞳による長編の私小説。亡くなった母の波乱の人生と、自身の出自の謎に迫る。昭和54年(1979)刊行。第27回菊池寛賞受賞。
けんがん‐きょう【検眼鏡】
1 瞳孔(どうこう)を通して光を入れ、眼底を見る器具。 2 眼鏡の度を合わせるのに用いる器具。検眼器。
こう【孔】
[常用漢字] [音]コウ(漢) ク(呉) [訓]あな 1 あな。「眼孔・気孔・穿孔(せんこう)・瞳孔(どうこう)・鼻孔」 2 孔子のこと。「孔孟(こうもう)・孔門」 [名のり]うし・ただ・みち・...
こうかん‐しんけい【交感神経】
副交感神経とともに、高等脊椎動物の自律神経系を構成する神経。脊柱の両側を走る幹から出て内臓や血管・消化器・汗腺などに分布。心臓の働きの促進、血管の収縮、胃腸の働きの抑制、瞳孔の散大などの作用がある。
こう‐さい【虹彩】
眼球の血管膜の前端部で、角膜の後方にある環状の膜。色素に富み、その沈着状態によって、茶色や青色の眼になる。中央の瞳孔(どうこう)で開閉を行って光の量を調節する。
こうさい‐きん【虹彩筋】
眼球内の虹彩(こうさい)に存在し、瞳孔の縮小・拡大を担う、瞳孔括約筋・瞳孔散大筋の総称。