ゲノム‐ぶんせき【ゲノム分析】
生物のゲノム構成を明らかにすること。類縁関係や進化の過程などを知る手がかりになる。
げん‐かい【限界】
物事の、これ以上あるいはこれより外には出られないというぎりぎりの範囲、境。限り。「広葉樹分布の北の—」「能力の—を知る」「体力の—に挑戦する」 [用法]限界・限度——「疲労が限界(限度)に達して...
げんがい‐けんびきょう【限外顕微鏡】
普通の顕微鏡では見分けられない微粒子に、特殊な照明装置による光を当て、その散乱光によって存在や運動状態を知る顕微鏡。暗視野顕微鏡。
げんちゅうさいひしょう【原中最秘抄】
源氏物語の注釈書。2巻。源光行・親行の共著「水原抄」に、親行の子の義行、孫の行阿が代々加筆し、貞治3年(1364)に成立。題は「水原抄」の中の最も秘たる部分の抄録に解説を加えた秘伝の書の意。光行...
こい‐あま・る【恋ひ余る】
[動ラ四]恋心が抑えきれないで外に表れる。「隠沼(こもりぬ)の下ゆ—・り白波のいちしろく出でぬ人の知るべく」〈万・三〇二三〉
こういん【広韻】
中国の韻書。「大宋重修広韻」のこと。北宋の陳彭年(ちんほうねん)、丘雍(きゅうよう)などの奉勅撰。1008年完成。「切韻」「唐韻」の音系と反切を継承し、平声(上、下)、上声、去声、入声の全5巻か...
こう‐えん【高遠】
[名・形動] 1 高く遠いこと。また、そのさま。「総ての眺望が—、壮大で」〈独歩・鹿狩〉 2 考えなどが広く深く、計り知ることのできないこと。また、そのさま。「—な理想をかかげる」
こうかい‐てんもんがく【航海天文学】
航海中の船舶が、天体の観測によって、自己の位置や方位などを知るための応用天文学の一分野。
こうぐみょうしゅう【広弘明集】
中国の仏教書。30巻。唐の道宣編。664年成立。「弘明集」にならって、それにもれた六朝時代から唐初までの仏教関係の資料を集めたもの。仏教と道教との交渉を知るための資料として重要。
こうさ‐ほうい【交差方位/交叉方位】
沿岸を航行する船が、陸の二つ以上の目標物の方位をコンパスで測定し、その交点を海図上に求めて船の位置を知る方法。