ごとく‐ち【後得智】
仏語。ものの本質の絶対平等を悟る根本智が得られたあとで、その平等に即して差別相があることを知る智。
さい‐どく【再読】
[名](スル) 1 もう一度読むこと。読みなおすこと。「—して作品の真価を知る」 2 漢文を訓読するときに、一度読んだ文字をもう一度読むこと。底反り。
さぐり‐だ・す【探り出す】
[動サ五(四)] 1 さぐりあてて取り出す。「バッグの底からマッチを—・す」 2 いろいろと探したり、調べたりして目的の物事を知る。「秘密を—・す」
さっかいき【薩戒記】
室町時代の公卿中山定親の日記。応永25年(1418)から嘉吉3年(1443)までの日記と、永享元年(1429)までの目録・部類記などからなる。室町中期の政治・経済史を知る重要史料。
さっ・する【察する】
[動サ変][文]さっ・す[サ変] 1 物事の事情などをおしはかってそれと知る。推察する。「気配を—・する」「—・するところ何か隠しているだろう」 2 他人の気持ちをおしはかって同情する。おもいや...
さっ‐ち【察知】
[名](スル)おしはかって知ること。それと気がつくこと。「事前に—する」
さとり【悟り/覚り】
1 物事の真の意味を知ること。理解。また、感づくこと。察知。「—が早い」 2 仏語。迷妄を払い去って生死を超えた永遠の真理を会得すること。「—の境地に達する」
さと・る【悟る/覚る】
[動ラ五(四)] 1 物事の真の意味を知る。はっきりと理解する。「芸の神髄を—・る」 2 隠されているもの、また自分の運命などについて、それと気づく。感づく。察知する。「危険を—・る」「言外の意...
さねたかこうき【実隆公記】
三条西実隆の日記。文明6年(1474)から天文5年(1536)に至る自筆本が現存。応仁の乱後の幕府・朝廷の動向、公家の私生活などを知ることができる。
さんえんき‐しじやく【酸塩基指示薬】
水素イオン濃度の変化に従って変色する試薬。水溶液が酸性か塩基性かを調べ、水素イオン指数や中和滴定の終点を知るのに用いる。それ自体が酸である酸性指示薬にフェノールフタレイン・チモールブルー、塩基で...