もんじゅ‐の‐ちえ【文殊の知恵】
文殊菩薩のような、すぐれてよい知恵。「三人寄れば—」
門徒(もんと)物知(ものし)らず
浄土真宗の信者がひたすら南無阿弥陀仏と唱えて他の事は顧みず、無知であるとあざけっていう言葉。
やく‐ぢえ【役知恵】
長く役目についていた経験から得た分別・才覚・知恵。
やすみ‐しし【安見知し/八隅知し】
[枕]国のすみずみまで知らす(治める)意、または安らかに知ろしめす意から、「わが大君」「わご大君」にかかる。「—わが大君の遊ばしし」〈記・下・歌謡〉
やすみ‐しる【安見知る/八隅知る】
[枕]《「やすみしし」に当てた「知」を「しる」と読んでできた語》「わが天皇(すべらき)」「わが大君」にかかる。「—わが天皇の御代にこそさか井の村の色も澄みけれ」〈玉葉集・賀〉
や‐も‐しれ‐ず【やも知れず】
[連語]《副助詞「や」+係助詞「も」+動詞「知れる」の未然形+打消しの助動詞「ず」》…かもしれない。「不首尾に終わる—」
八幡(やわた)の藪(やぶ)知(し)らず
《千葉県市川市八幡にあった竹藪は、一度入ると出口がわからなくなるといわれたところから》出口がわからないこと。また、迷うことのたとえ。八幡(やわた)知らず。
ゆうかしょうけん‐つうちしょ【有価証券通知書】
株式・社債などの有価証券の募集(新規発行)・売り出しを行う際、発行総額が1千万円以上1億円未満の場合に、発行者が財務局を通じて内閣総理大臣に提出する書類。有価証券の条件や企業の概要などを記載する...
ゆう‐ち【有知/有智】
知恵のあること。また、その人。
有知(ゆうち)無知(むち)三十里(さんじゅうり)
《「世説新語」捷悟から》知恵のある者とない者との差がはなはだしいことのたとえ。魏の曹操と楊修が曹娥の碑のそばを通ったとき、碑文の意味を、楊修はすぐ理解したが、曹操は30里行った後にやっとわかった...