いせ‐しんとう【伊勢神道】
鎌倉後期に外宮(げくう)の神官、度会(わたらい)氏が唱えた神道説。神道五部書を根本教典とし、儒・仏・陰陽五行説などを援用しながら、従来の本地垂迹(ほんじすいじゃく)説を否定し、神主仏従を主張した...
いちじつ‐しんとう【一実神道】
「山王(さんのう)一実神道」の略。
うらべ‐しんとう【卜部神道】
⇒吉田神道
うんでん‐しんとう【雲伝神道】
江戸中期に河内国葛城山(かつらぎさん)高貴寺の慈雲尊者飲光(おんこう)が興した神道。密教を基礎に、儒教の倫理を取り入れたもの。「雲伝」は慈雲所伝の意。葛城神道。
かつらぎ‐しんとう【葛城神道】
⇒雲伝神道(うんでんしんとう)
きょうは‐しんとう【教派神道】
国家神道に対して、幕末期に起こり、明治時代に、教派として公認された神道系教団の総称。黒住教・神道修成派・出雲大社教・扶桑教・実行教・神道大成教・神習教・御嶽教・神道大教・神理教・禊教・金光教・天...
げくう‐しんとう【外宮神道】
⇒伊勢神道(いせしんとう)
こ‐しんとう【古神道】
儒教・仏教など外来思想の流入以前に存在したとされる古代の神道。→復古神道
こっか‐しんとう【国家神道】
明治新政府が、神社神道と皇室神道を結びつけてつくり出した神道。宗教としての神道を国家本位の立場に立って利用したもので、神道を国民精神のよりどころとし、行政的措置によって保護・監督を国家が行い、国...
さんのう‐いちじつしんとう【山王一実神道】
⇒日吉神道(ひえしんとう)