わだん
キク科の越年草。関東・東海地方の海岸に自生。高さ約30センチ。切ると白い乳液が出る。葉は楕円形で密に互生。秋、黄色い頭状花が密生して咲く。名は「わた(海)のな(菜)」の音変化ともいう。
わちがい‐そう【輪違草】
ナデシコ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約10センチ。葉は楕円形で、対生。5月ごろ、白色の5弁花が咲く。
ワディ‐エル‐ヒータン【Wadi Al-Hitan】
エジプト北部の砂漠地帯、ワディエルラヤン保護区にある化石地域。新生代古第三紀の約4000万年前頃にテチス海という浅い海だった場所で、体長20メートルを超えるクジラの祖先(バシロサウルス科)のほか...
ワトソニア【(ラテン)Watsonia】
アヤメ科ワトソニア属の植物の総称。南アフリカ原産で、グラジオラスに似ている。
わに‐がめ【鰐亀】
カメ目カミツキガメ科のカメ。甲長約40〜80センチ。背甲によく目立つ3本の隆起線がある。頭は大きく、あごの力が強い。米国南東部の淡水に分布。
ワピチ【wapiti】
シカ科の哺乳類。大形で肩高約1.4メートルに達し、角も大きく、5本以上の枝角がある。夏毛は黄褐色、冬毛は灰褐色になるが、顔・首と四肢は暗褐色。北アメリカ北部とアジア北東部に分布。おおじか。アメリ...
わらい‐かわせみ【笑翡翠】
カワセミ科の鳥。全長46センチくらい。体のわりに頭が大きく、くちばしは太い。頭部と下面が白く、目の横に黒褐色の斑があり、背と翼は黒っぽい。オーストラリア東部の森林にすみ、大形昆虫・蛇などを食べる...
わらじ‐むし【草鞋虫】
等脚目ワラジムシ科の甲殻類の総称。落ち葉などの間などにすむ。体長約1センチ、平たい紡錘形で体節が並び、灰褐色。おめむし。ぞうりむし。
わら‐すぼ【藁素坊】
ハゼ科の海水魚。全長約30センチ。体はウナギ形で暗緑色。日本では有明海にだけみられ、干潟の泥中にトンネルを作ってすみ、目は退化している。食用。
わらび【蕨】
1 コバノイシカグマ科の多年生のシダ。草原など日当たりのよい所に生え、高さ約1メートル。葉は3回羽状に裂け、羽片の裏面の縁に胞子嚢(ほうしのう)群をつけ、冬には枯れる。春のこぶし状に丸まっている...