にしはら‐しゃっかん【西原借款】
第一次大戦中、寺内内閣が北京の軍閥の段祺瑞(だんきずい)に供与した1億4500万円の借款。首相の私設秘書西原亀三が担当した。段派の権力失墜により回収不能となり、内外の非難を浴びた。
にじ【虹/霓】
雨上がりに、太陽と反対方向の地表から空にかけて現れる7色の円弧状の帯。空中の水滴によって太陽光が分散されて生じる。外側が赤、内側が紫の主虹(第一次虹)のほかに、離れてその外側に、色の配列が逆の副...
にだいせいとう‐せい【二大政党制】
二つの大政党が相互に政権を争い、選挙で勝った党が政権を担当する政党政治。米国の共和党と民主党、英国の保守党と労働党などの例が典型。二党制。 [補説]日本では戦後、自由民主党による一党優位...
にちえい‐どうめい【日英同盟】
明治35年(1902)日本と英国との間に結ばれた同盟条約。ロシアのアジア進出の牽制(けんせい)を目的とし、一方の締結国が2国以上と戦争状態に入った時には他方の締結国も参戦することを協約した。日本...
にっかん‐きょうやく【日韓協約】
日露戦争から韓国併合まで、日本が朝鮮支配を推進するために、三次にわたって締結した協約。(第一次)明治37年(1904)8月、韓国が日本政府推薦の外交・財政顧問を採用することなどを決めた協約。(第...
にっかん‐ぎていしょ【日韓議定書】
明治37年(1904)日露開戦とともに、日本と韓国の間に締結された協約。韓国の安全のためとして、戦争遂行に必要な諸便宜を韓国が提供すると約したもので、日本の韓国植民地化の第一歩となった。
にっけい‐へいきんかぶか【日経平均株価】
日本経済新聞社が、東京証券取引所第一部に上場する銘柄のうち225銘柄を用いて表す株価指数。ダウ平均株価をもとにした計算方式を用いて、平均株価を算出して発表する。銘柄は毎年一部が入れ替えられる。東...
にっぽん‐かんぎょうぎんこう【日本勧業銀行】
明治30年(1897)日本勧業銀行法に基づいて設立され、昭和25年(1950)普通銀行に転換した銀行。昭和46年(1971)第一銀行と合併、第一勧業銀行と改称。平成12年(2000)日本興業銀行...
にっぽん‐こうぎょうぎんこう【日本興業銀行】
長期信用銀行の一。金融債を発行して資金を調達し、企業に設備資金・長期運転資金などの長期資金を貸し付けることを主な業務とした。明治35年(1902)日本興業銀行法に基づいて設立。昭和25年(195...
にっぽんみらい‐の‐とう【日本未来の党】
平成24年(2012)11月、滋賀県知事嘉田由紀子(かだゆきこ)が設立した政党。ただちに国民の生活が第一、減税日本・反TPP・脱原発を実現する党とみどりの風の一部が合流。卒原発などを訴えて翌月...