たん‐かん【単簡/短簡】
[名・形動]単純でわかりやすいこと。また、そのさま。簡単。「純粋で—な芝居が出来そうなものだ」〈漱石・三四郎〉
たん‐り【単離】
1 [名](スル)混合物から、ある化合物を純粋な物質として取り出すこと。 2 生体や生物組織から、特定の細胞、遺伝子、たんぱく質などを分離すること。また、ある微生物集団から、特定の微生物を分離し...
ダイヤモンド【diamond】
《「ダイアモンド」とも》 1 炭素の同素体の一。数ミリから数センチの結晶または破片の形で産出し、ふつう正八面体。純粋なものは無色透明。硬度は最高。宝石のほか、工業用として研磨材・切削工具などに利...
だれだはなぞのをあらすものは【誰だ?花園を荒す者は!】
中村武羅夫の文芸評論。昭和3年(1928)「新潮」誌に発表。純文学という花園の文学的純粋性を、政治性をもって荒そうとするプロレタリア文学への危機感を表明している。
ちせつ‐び【稚拙美】
幼稚でつたないが、素朴さ・純粋さが感じられる美。
ちっか‐マグネシウム【窒化マグネシウム】
マグネシウムの窒化物。マグネシウムを窒素またはアンモニアガス中で高温に加熱することで得られる。純粋な場合は無色で、通常は黄色の個体となる。等軸晶系。容易に加水分解を起こし水酸化マグネシウムになる...
ちゃき‐ちゃき
《「ちゃくちゃく(嫡々)」の音変化か》 1 血筋にまじりけがなく純粋なこと。生粋(きっすい)。「—の江戸っ子」 2 仲間の中で、すぐれて注目されていること。また、その人。「売り出し中の若手の—」
ちょう‐さん【超酸】
純粋な硫酸よりも強い酸性の酸。フルオロスルホン酸やトリフルオロメタンスルホン酸などが知られる。超強酸。
とうきてき‐リスク【投機的リスク】
利益または損失のどちらかの可能性がある危険のこと。政治・社会・市場の環境変化や制度変更など。動態的リスク。→純粋リスク
どくだん‐てき【独断的】
[形動] 1 深く吟味しないで、ひとりよがりの判断を真理として主張するさま。「—な見解」 2 カント哲学で、認識能力の限界や本質について吟味せず、純粋な理性によって実在を認識できると主張するさま。